プロミス見てきました！

昨日、今日と終日ダラダラと過ごす。何もやる気が起きないので。

夜は一念発起して、昨日公開したばかりの「プロミス」を見に行く。地元の映画館の最終回だったが、どうみてもチャン・ドンゴン目当てのおばちゃんとヒマそうなおじちゃんしかおらず・・・。広告の打ち方がへたっぴなのは朝○だし仕方ないか。

北京のS.S.さんより、CGはいいけど中身がないという評価でございますが、私は中身は求めずただ「ニコラス・ツェーの扱いはどうなってるの！！」だけが目的でじっくりと鑑賞。

あらすじとしては満神という女神さまとの誓いは宿命で、背くことができない。傾城は富貴の代わりに真実の愛は一瞬で失くす、大将軍は愛が得られないと涙をこぼしたら全てが終わる・・・といった具合。古代中国を舞台としたファンタジー物語って言っちゃえば早い。

CGを使った満神の演出はいい感じなのに、なぜにシリアスなのにファンタジーになってしまうかといえば、人間技じゃない走りっぷりや武術の冴えといったところが「ほらふき男爵」(これ名画なので見られたらぜひ！)っぽい。話の展開からするとダメ映画感たっぷりで、「ラヴァーズ＆ドラゴン」をシリアス＆CG使うとこうなる。

注目のニコラス(新ポリスストーリーでジャッキーの部下役の子)についていえば、めっさかっこいい悪役！特に扇子を使った武術なんか見ていて惚れ惚れ。真田広之もいい役者っぷりだが、奴隷を見殺しに使うシーンでやっぱり日本人だけに表情が甘い。酷薄な笑みや顔はニコラスに一本。

女でダメになってく大将軍が真田広之だが、なんかずるずるした衣装はどっかで見たような、、と記憶をさぐると、「陰陽師」の悪役で(笑)似たような役割で中国語しゃべってるだけなので違和感はないけど、一応「主役」だそうで・・・。最後までしぶとく食らいつく演技はさすが。

本当は主役のはずじゃ？のチャン・ドンゴン。影薄いです・・・。私のせいではなく、見せ場が最後の格闘シーンぐらいしかないので本当に薄い。彼を目当てなら出番少な目と覚悟してください。

俳優とCGでたなびく服(布)がお好きな方はぜひどうぞ。