若年寄

2005年11月23日 日常
まったり一日を母とコタツで過ごす。

そんなわけで母の世間話に付き合っていたわけだが、今日の焦点は従兄夫妻のこと。どうやら叔母の愚痴からの振りらしい。

曰く、新居を建築中だが間取りがおかしいとか、孫の教育で本を読ませていないとか。嫁姑問題かと思いきや、それもあるものの要は若夫婦は経験者に相談もせず、インターネットでシュミレーション&情報収集で物事を進めているようで、家を建てたり子供を育てた叔母からすれば「それは違う」と言いたいらしい。

最近よく聞く話で、親や先輩らに相談せずにネットや本で情報収集して夢に浸っちゃってる人が意外に多い。ネットや本で情報収集までは間違っていないが、その後で経験者や身近な人間に相談していないのは大変危険だ。現実に運用するとなると、やってみなければ分からないし、身近な経験者ほど当人と「似たり寄ったり」な判断を下すことが多いので一番確かな判断材料になる。こういう考えは年寄りくさいらしく、親から「おばちゃん」扱いされた。

判断するために材料を吟味し、念には念を入れて決断する。その中に甘い部分はないか、それは自分では見つけづらい。ならば先達者に見てもらい、詰めることでリスクを減らす。それぐらいの手間は惜しむべきではない。

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