「同じ月を見ている」
2005年11月20日 映画精神的にだめっぽいときは、思いっきり感情をドつくような映画を見るとショック療法みたく、よくなる(と思う)。
で、今回は「同じ月を見ている」。マンガ原作で監督は深作健太。
この名前でピンと来た人は仁侠映画or映画好き。「バトロワ2」で深作監督が途中で亡くなった後、引き継いだ人である。
あらすじは主人公のテツとドンとエミは幼馴染で、ドンは天涯孤独で頭が少々弱いが、人の考えていることを絵に書くことができ、エミは心臓が悪い。ある事件をきっかけにドンは刑務所に入っていたが、テツとエミの結婚を知って脱走する。3人が別々の道を歩んでいた時がまた交差しようと動き出す。テツが窪塚洋介、ドンがエディソン・チャン、エミは黒木メイサ。
ストーリー展開はお約束のパターンだが、注目はドンことエディソン。脱走のシーンがまんま香港映画。すばらしい走りっぷり。そしてヤクザに殴られたり、銃で脅されるシーンも・・・ヤクザの方がヤワに見えるんですが(大汗)。頭が少し弱い設定で言葉少なめだが、日本語はきれいでよい。だけど、迫力ありすぎ。事件で警察にパトカーで引っ立てられるシーンでも、日本のパトカー小さすぎるよ!エディソンが後部座席真ん中できつそう(車の天上に頭ついてる)。
好脇役に山本太郎。いい土方っぷり。出入りでドス振り回してくれて、日本映画であることを思い出させてくれた。エディソンをお姫様抱っこしていたが、重くないか?山本より大きいぞ、奴は。
そんな登場人物らのテンションは上がりっぱなしで展開として落ち着かなかったが、岸田今日子が出てきてからはものすごく安心して見ることができた。おかげで3人の再会場面は鳥肌が立つほど心を動かされたし、テツとドンの最後の会話は泣かせられた。
結末は納得がいくものか?といえば、3割納得、7割そらねーべというのがある。ネタバレになるから言わないが、あそこでセリフを入れずに黙々として描かれていたら、8割納得までいけたと思う。
深作ファンとしては流血ネタはどうなんだ?という話があろうと思われる。私の意見としては「手術シーンの人体が下手な医療ドラマよりリアル」。これを参考にご覧あれ。
で、今回は「同じ月を見ている」。マンガ原作で監督は深作健太。
この名前でピンと来た人は仁侠映画or映画好き。「バトロワ2」で深作監督が途中で亡くなった後、引き継いだ人である。
あらすじは主人公のテツとドンとエミは幼馴染で、ドンは天涯孤独で頭が少々弱いが、人の考えていることを絵に書くことができ、エミは心臓が悪い。ある事件をきっかけにドンは刑務所に入っていたが、テツとエミの結婚を知って脱走する。3人が別々の道を歩んでいた時がまた交差しようと動き出す。テツが窪塚洋介、ドンがエディソン・チャン、エミは黒木メイサ。
ストーリー展開はお約束のパターンだが、注目はドンことエディソン。脱走のシーンがまんま香港映画。すばらしい走りっぷり。そしてヤクザに殴られたり、銃で脅されるシーンも・・・ヤクザの方がヤワに見えるんですが(大汗)。頭が少し弱い設定で言葉少なめだが、日本語はきれいでよい。だけど、迫力ありすぎ。事件で警察にパトカーで引っ立てられるシーンでも、日本のパトカー小さすぎるよ!エディソンが後部座席真ん中できつそう(車の天上に頭ついてる)。
好脇役に山本太郎。いい土方っぷり。出入りでドス振り回してくれて、日本映画であることを思い出させてくれた。エディソンをお姫様抱っこしていたが、重くないか?山本より大きいぞ、奴は。
そんな登場人物らのテンションは上がりっぱなしで展開として落ち着かなかったが、岸田今日子が出てきてからはものすごく安心して見ることができた。おかげで3人の再会場面は鳥肌が立つほど心を動かされたし、テツとドンの最後の会話は泣かせられた。
結末は納得がいくものか?といえば、3割納得、7割そらねーべというのがある。ネタバレになるから言わないが、あそこでセリフを入れずに黙々として描かれていたら、8割納得までいけたと思う。
深作ファンとしては流血ネタはどうなんだ?という話があろうと思われる。私の意見としては「手術シーンの人体が下手な医療ドラマよりリアル」。これを参考にご覧あれ。
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