朝食時、テレビを見ている家が多いと思う。しかし、私は幼い時よりラジオだったのと目が悪いため、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」を毎朝聞いている。実は10年以上も出演者の顔を知らなかった。ネットが普及してから公式サイトで初めて顔を見たのである。TBSの初田啓介アナが入社した時に、遠藤泰子アナを見て「あの人がスタンバイの泰子さん!」と感動したと言っていたが、まさに私も「これが泰子さんなんだ」とPC画面で感動した。毒舌の森本さんを笑いながらフォローする泰子さんはスタンバイを聞いている人たちのアイドルなのである。
このラジオ番組で8時からのコーナーで曜日ごとに文化・社会を取り上げるのだが、コメンテーターとして詩人の荒川洋治氏が出演しており、文にまつわる話題を提供している。この人がラジオで発言したことにより、リスナーが三省堂の「新明解国語辞典」を買ったため、三省堂よりお礼の文章が番組宛に届いた。「新解さんの謎」(赤瀬川原平)より前の話だったと思うが、私も荒川氏の発言を聞いてから購入したクチである。
昨日の話題は「子供に本を読ませるべき」。よくある定番の論だが、荒川氏にかかると理由が面白い。なぜ読ませるべきか、それは周りの大人・先輩がその子に感動を覚えさせる言動が少ないためであるという。以前なら年々と前の世代からの言葉を語り継ぎ、先輩や廻りの大人から人生のアドバイスとしてもらえたが、今はそんな言葉の引継ぎができていないという。さらにいえば、子供をとりまく環境が狭まっているため、幅広い世界が見えなくなっている。それを打破するには本を読んでもらうのが一番だそうだ。
本の種類にもよるとは思うが、狭い見解しか持たない人が増えているなかで、多様性とその世界での生き方、対処方は近場で体験ができないなら本で読むのは一番安上がりで簡単便利だ。ヘタに金をかけて海外へ出すぐらいなら、図書館へ放り込むのがいいのかもしれない。宮部みゆきも某映画で言っている「本を読まないといい大人になれないよ」(ウロ覚え)というわけで読書を推奨しておこう。
このラジオ番組で8時からのコーナーで曜日ごとに文化・社会を取り上げるのだが、コメンテーターとして詩人の荒川洋治氏が出演しており、文にまつわる話題を提供している。この人がラジオで発言したことにより、リスナーが三省堂の「新明解国語辞典」を買ったため、三省堂よりお礼の文章が番組宛に届いた。「新解さんの謎」(赤瀬川原平)より前の話だったと思うが、私も荒川氏の発言を聞いてから購入したクチである。
昨日の話題は「子供に本を読ませるべき」。よくある定番の論だが、荒川氏にかかると理由が面白い。なぜ読ませるべきか、それは周りの大人・先輩がその子に感動を覚えさせる言動が少ないためであるという。以前なら年々と前の世代からの言葉を語り継ぎ、先輩や廻りの大人から人生のアドバイスとしてもらえたが、今はそんな言葉の引継ぎができていないという。さらにいえば、子供をとりまく環境が狭まっているため、幅広い世界が見えなくなっている。それを打破するには本を読んでもらうのが一番だそうだ。
本の種類にもよるとは思うが、狭い見解しか持たない人が増えているなかで、多様性とその世界での生き方、対処方は近場で体験ができないなら本で読むのは一番安上がりで簡単便利だ。ヘタに金をかけて海外へ出すぐらいなら、図書館へ放り込むのがいいのかもしれない。宮部みゆきも某映画で言っている「本を読まないといい大人になれないよ」(ウロ覚え)というわけで読書を推奨しておこう。
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