台湾のご飯

2005年10月10日 旅行
台湾好きの人々は言う。「台湾から帰ってくると食欲が落ちる」

海外へ行って一番の心配は食事が口に合うかどうかであろう。この国の場合、台湾の食事を無理矢理食べようということはせずともお腹一杯にできる。

ケンタッキーもマクドナルドもモスバーガーもロイヤルホストもある♪どれも味は悪くないし、日本とそう変わらない。中国語ができないし、人と話すのがちょっと・・という人なら、どんな新しいショッピングモールでも地下にフードコートがあるので、日本食でも中華でも韓国料理でも現地の料理でも気軽に食べられる。量もたっぷり、値段は少々張るが口に合わないことはない。

プロ(笑)になると夜市と呼ばれる夜の屋台へ行くことになる。だいたいが食材を魚屋や肉屋のようにガラスケースに入れ、車付きの台の手前に載せて、客の注文に応じて炒めたり、焼いてくれる。食べるテーブルやイスを設けているところもあるし、家でやっているところは屋内の奥に座って食べられるようになっている。

そうでなくても3歩あるけば食べ物屋にあたる台北。私ももちろん食欲の思うままに食べ歩いてきた。空港の手荷物検査前にレストランで麺を食べ、更に搭乗口近くでフードコートを発見したときに「食べようかな」と思うくらいにボディブローが効いていた。自宅へ帰って日本のラーメンを食べても食べ応えを感じられず、ここで病気を自覚した。

ともかく、台湾の人の食べることへの愛というか気迫はすごい。皆でわいわい騒ぎながら、別々の店から好きなものを買ってきては一緒になって食べる。それが実に楽しそうなのだ。材料の匂いと料理の匂い、それが色んな種類がいっぺんにまじって独特の匂いとなる。この匂いがないと食欲がでないようになったら、もう病気。

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