だんだんと仕事を任されるようになってきて、帰りづらくなる今日この頃。誰かの影響というか感染というわけでもなく「仕事したくない病」は刻々と進行中。ついでに季節の変わり目で鼻の調子も悪い。
薬くれ!近所の耳鼻科へ駆け込もうか考慮中。

そんな気分で会社へ「病院行きたいんで」と仮病を使い早退。定時より30分程度の早引けといった辺りが小心者ではなかろうかと思う。

それはさておき。本日は「セブンソード」試写会のため、銀座はヤマハホールへ。ここで試写会はよくあるが、次回の教訓のために日記に書くとすれば「2階席一番前がよい」。音楽の発表会用の小規模ホールのため、映画を見るには前の人の頭が邪魔になるし、小規模のくせに画面が大きくて首が痛い。

あらすじは、清朝初期に武術を習う人を狩るお触れが出て、賞金稼ぎが荒稼ぎするために関係のない民衆を襲うようになっていた。そこで村人が助けを求めて天山へ行き、ある武芸の一門から4人呼ぶことができた。村人2名、隣村1人、全部で7人が名剣を手に取り、賞金稼ぎ集団と戦う、といった内容。

これだけを見ると「七人の侍」のマネ?と言われそうだが、村人に雇われているわけではなく、自分たちのポリシーというか仁義に基づいて戦っているあたりが、さすが中国の武侠小説。先日の「SHINOBI」のアクションよりも美しく力強いのでぜひにも見ていただきたい。カメラワークは悪いが、それを余りあって補うくらい素晴らしい。音楽が川井憲次なので「愛・地球博/めざめの方舟」と「攻殻機動隊」を割って加えたような感じでよいよい♪

原作は梁羽生。監督が言うには「人間関係は簡潔にした」と言うことから、武侠お得意の「誰がどの師についていて、その兄弟子、弟弟子、誰それの仇」とひたすら面倒なグループが大量にある予感。古龍だったら「お色気シーン」も期待できるが、この人は割とまじめな感じを受けた。公式サイトを見ると原作を結構いじっているようなので、これは一回読んでみる必要が・・・古龍も手をつけてないっちゅうのに。。邦訳求む。

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