実録・税務調査　最終日

税務調査の朝は早い。

まだ暑いので9時に出社して、部屋の換気をしつつ、エアコンのスイッチを入れ、机を水拭きして、お茶だし用の材料チェック。

＃通常10時始業だから9時半に来ている・・・30分の差は大きい。

税理士さん9時半来社。さっそく資料のコピー等を言い渡される。
税務署の人は10時ちょっと前に来社。またもや狸同士の世間話からのスタート。昨日が前振りなら今日が本番。午前中に昨日の資料を見た結果の問題箇所の領収書の複写を提出やら仕入先の連絡先やら給与明細やら色々コピーを言われる。12時で税務署の人は一端撤収。社長が外出していたため、私と税理士さんで対策会議。

午後1時に税務署の人が登場。再び世間話スタート。今回は途中で巻き込まれて「かりんさんが来てから、経理がしっかりしてきたんですよね〜」と税理士さん。心にもないことを・・と思いつつ営業スマイルで答える。税務署の人に聞かせる演出なのだから反論してはいけない。何かあったんだろうな、と思いつつお茶だしに専念。今日は16時に税務署の人撤収。税理士さんは今日までの報告をしたいので後で電話しますと、これまた撤収。

全員帰ったので前々日に出しておいた経理資料を片付ける。外出先から帰ってきた社長に税理士さんから早速報告電話がきた。内容をうっすら聞いていると、昔取引のあった会社に問題があって、巻き添えをウチはくったようである。むしろ、うちの経理は明朗会計(笑）で好印象だったようだ。

そんなわけで怒涛の税務調査終了。税理士がほとんど対処してくれたし、毎月チェックしてくれるマメな税理士事務所でよかったなあとつくづく実感させられた。