ジオフロントの影
ということで、休みにも関わらず早起きして、ジオサイトプロジェクトに参加。せっかくだからと前の会社の同僚で友人のSを叩き起こしてみた。休み気分を満喫するため、自宅からおにぎりを持参する。

日比谷公園で集合し、受付を済ませるとヘルメットと軍手、資料を渡される。ヘルメットには神々しい「国土交通省」のプリント!早速地下の共同溝へ。工事現場だけに、エレベーターも工事用の簡易タイプでガタガタ揺れる。おかげで高所恐怖症の友人と私は笑い出す。恐くても何もできないなら、笑うしかない。

1500メートルをテクテク歩いて見るだけなのだが、途中途中で展示があって、学芸員の腕章付けた作業監督者(だと思われる人)が工法について説明してくれたりする。土圧や断層の違いにより、掘った土に当てるコンクリが違うそうで、その違いを楽しみつつ、ひたすら歩く。工事用機械に「ピカチュウ1号」「ピカチュウ2号」と名付けるセンスは・・。湿気が凄くて辟易する。

出口である虎ノ門の縦穴から工事用簡易エレベーターに再び乗って地上へ。地上への階段の前に工事をした建設会社のパンフレットが置いてあった。近づいてみたら、あの「ファンタジー営業部」の展示スペース!営業部の人が来ていたのでお話できたが、仕事の合間にやっているので御要望全てにすぐ答えられないそうだ。元々ダム工事が得意な会社なので、水を抑えて使う工法はすぐに思いつくとのこと。韓国版のファンタジー営業部の本があり、スペシャル企画として韓国のロボットアニメでの見積もりがあった。さらに一緒に研究しませんかとまで書いてあるとのこと。営業部としては「全然聞いてないよ」といった具合らしい。

土木関係者ってやっぱりモノ作りだけに、こういったものに対して実現できるように頭を使うんだなあとしみじみ感心。レイバーさえあれば、もう幼い頃見たアニメそのまんまなんだがと感慨が深い。

コメント